パンデミック時のリスクコミュニケーション
2008年11月25日 rescuenow2
リスクコミュニケーションとは、有事の際に、組織が外部から必要な情報を得たり、組織と従業員の情報交換を実現する仕組みを言います。(家族や取引先などを含める場合もあります)
既に、多くの企業が地震時のリスクコミュニケーション・ツールとして、安否確認システムを導入していますが、レスポンスが返ってくるのは、全従業員の60%程度が平均だと言われています。極端な言い方をすれば、地震は個人が被災しても、そこから災害が広がるわけではないので、もし安否確認システムに参加しないとしても自己責任の範疇です。
ところが、新型インフルエンザは、もし従業員に感染者が出た場合には、企業内で感染拡大が大きくなり、事業の存続、人命の危険など、一人の勝手な行動が、企業を崩壊させてしまうことも考えられるなど、実は、100%のレスポンスが期待される重要なツールとして位置づけなければなりません。
地震を対象にした安否確認システムを、新型インフルエンザ対策にも利用する場合には、管理データベースを拡張するところからはじめます。新型インフルエンザでは、健康状態や家庭内の健康状態を管理する項目が必要となります。また感染リスクを特定するためには、従業員個々の所在確認も重要な要素です。疑感染者や感染リスクの高い従業員をグループ化し、それぞれに適切な指示や情報配信をすることも重要な機能となります。
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