新型インフルエンザにおける危機管理対策と事業継続計画の必要性
2008年11月20日 rescuenow2
企業のリスクマネジメントの領域において、3大リスクと言われているリスクは以下の通りです。
①コンプライアンス
②震災
③新型インフルエンザ
①のコンプライアンスは、日本版J-SOX法の施行により、多くの上場企業が取組み、この数年で考え方も普及しました。
②の震災についても、新潟の震災の際の報道を通じて、身近な脅威として受け止める企業が増えたようです。部品メーカーの製造ラインが停止し、自動車メーカーが復旧に取組む姿は記憶に新しいところです。
そして③の新型インフルエンザですが、現代の日本人の記憶の中で、感染症による大きな被害のイメージが無く、まだ実感が湧いていない企業が大多数のように見受けられます。
新型インフルエンザのリスクは、以下の3つの点より重大であることが分ります。
●全世界同時発生
震災と違い、他の地域からの救援を期待できません。
●想定される被害者数が多い
首都圏直下型地震の約5300~11000人と比較すると、17万人~64万人と多いのが特徴です。
(出展:内閣府、厚生労働省)
●影響を受ける期間が長い
震災は、余震後を経て、すぐに普及作業に着手できますが、新型インフルエンザの影響は収束までに数ヶ月かかる可能性があります。
このような、企業にとって影響の大きい新型インフルエンザに対して、適切な危機管理対策と事業継続計画の策定が求められています。


