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新型インフルエンザ感染者の死亡が100人に

2009年12月 9日 rescuenow

12/06、厚生労働省は、新型インフルエンザに感染していた京都市の74歳の男性が死亡し、国内の感染者の死者が疑い例を含めて100人になったと発表した。

国立感染症研究所が12/04に発表した07/06~11/29までの国内における新型インフルエンザの推定患者数は累計で1,264万人となっており、単純計算になるが、現時点での致死率は0.0008%ほどとなっている。
なお、従来の季節性インフルエンザの致死率は、単純比較はできないものの、0.1%以下とされている。

また、WHOが11月中旬にまとめたところによると、人口100万人当たりの死者数は、日本が0.2人となっており、米国の3.3人や豪州の8.6人と比べると大幅に少なくなっている。

米医学誌の論文などによると、米国やカナダ、豪州などでは、発熱などの症状が出てから入院までの日数が平均3~6日なのに対し、防衛医大病院など東京周辺の3病院ではわずか0.54日となっているとのデータもあり、日本での死者が少ない理由として、患者が医療機関を早く受診し、済みやかに抗ウイルス薬も処方されているため、と分析する専門家もいる。

東北大学の押谷仁教授(微生物学)は、海外と比較して国内での成人の発症が少ないことも、死亡率の低さに影響している可能性があるとして、今後、成人や乳児への感染の拡大とともに重症者や死者が増えていく恐れがあるとして、引き続き注意が必要としている。