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ウイルスの遺伝子を複製する酵素に2種類の変異-米カリフォルニア大研究チームが解明-

2009年12月 9日 rescuenow

米カリフォルニア大バークリー校の研究チームによると、新型インフルエンザウイルスについて、ウイルスの遺伝子を複製する酵素「RNA(リボ核酸)ポリメラーゼ」に2種類の変異が起きていたことを解明したという。
「RNA(リボ核酸)ポリメラーゼ」は、PA、PB1、PB2の3つの部分(サブユニット)で構成されており、研究チームがPB2を構成するアミノ酸の配列を調べたところ、新型インフルエンザのウイルスでは、590番目のグリシンがセリンに、591番目のグルタミンがアルギニンに変異していたほか、PAもヒト由来のものに変異したとみられることも分かった。 ウイルスは酵素の活性が高まり、ヒト細胞での増殖能力が強まっていたが、今後は、動物モデルで影響を検証し、その仕組みを解明する必要があるとしている。  なお、PB2の627番目のアミノ酸がグルタミンからリシンに変異すると、ウイルスがトリからヒトに感染しやすくなることが知られているが、新型インフルエンザのウイルスではこの変異はまだ起きていないが、今後警戒は必要だとしている。