- ホーム
- 1)感染情報
- 2.新型インフルエンザ情報
- 乳酸菌などでタミフルより高い効果-北大・宮崎教授が研究結果を発表-
乳酸菌などでタミフルより高い効果-北大・宮崎教授が研究結果を発表-
2009年12月 5日 rescuenow
12/03、北海道大学人獣共通感染症リサーチセンターの宮崎忠昭教授(分子生物学)らの研究グループは、抗がん剤に使われる多糖類「βグルカン」と乳酸菌を一緒に服用すると死亡率が大幅に下がり、重症化を防ぐ効果が見られたことを明らかにした。
これは、宮崎教授らがβグルカンと乳酸菌が生体防御機能を高めることに注目して行った実験によるもの。
新型インフルエンザに似たH1N1亜型のインフルエンザウイルスに感染させたマウスを使い、死亡率100%となる量のウイルスに感染させたところ下記の結果が見られ、抗インフルエンザ薬「タミフル」より高い効果が見られたという。
(1)βグルカンと乳酸菌を併用した培養液を与えたグループ
→生存率75%。タミフル投与グループと比較して体重の減り方が少ない
(2)タミフル水溶液を与えたグループ
→生存率50%
(3)生理食塩水を与えたグループ
→生存率0%
事前に服用すれば感染予防にも役立つとみられ、宮崎教授は「βグルカンの免疫効果の研究をこれまで行ってきたが、乳酸菌と組み合わせることで免疫機能が非常に高まることが今回の動物実験で分かった」と話しており、当面は機能性食品やサプリメントへと活用し、将来的には治療薬の開発につなげたいという。


