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近畿の感染拡大防止策が功を奏した-WHO・進藤奈邦子氏-

2010年2月13日 rescuenow

WHOの進藤奈邦子氏(WHOグローバルインフルエンザプログラム・メディカルオフィサー)は、2月5日に開催された日本環境感染学会の講演の中で、2009年4月末から6月上旬までの近畿地方と米国ユタ州のデータを比較したうえ、神戸を中心とした地域で行われた感染拡大防止策が功を奏したとの見方を示した。

日本では5月16日に神戸市で感染者が確認された時点で、学校施設の休校やイベントの中止措置を講じた。その結果、6月4日時点で390人の感染が確認されたが、入院患者や死者は確認されなかった。
一方、感染防止策を講じなかったユタ州では、日本と同様に流行の立ち上がりをみせ、6月4日時点で感染者数は489人、うち入院患者が35人、死者が2人となった。また、ユタ州では日本と同様のピークになる前にも小規模なピークがあったという。

この小規模なピークを「第1波」と捉えるとすれば、日本にはそれが見当たらないとし、進藤氏は、「日本は第1波を踏み潰した」と述べた。