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H1N1インフルエンザの世界的大流行の終息を宣言-WHO
2010年8月11日 rescuenow
08/10(現地時間)、WHOは、2009年6月に世界的大流行(パンデミック)を宣言し
た新型インフルエンザ(H1N1)について、その終息を正式に宣言した。これは、
同日開催されていた外部専門家で構成する緊急委員会での議論を踏まえたもの。
同委員会では、過去にも大流行の終息について議論された際に時期尚早としてき
た経緯があるが、今回は、冬場を迎えている南半球で、一部を除き、新型インフ
ルエンザウイルスの活動が低調になっているほか、北半球でも感染の広がりが見
られない状況などから、パンデミックについて終息期に入ったとの認識で意見が
一致したという。
今年6月には、すでにパンデミックは峠を過ぎたとの判断を示していたが、当初
設定されていた「POST PEAK」という警戒フェーズの変更は行われていなかった
が、今回の宣言では、正式に「フェーズ6」から「POST PANDEMIC」へ、警戒 フ
ェーズの変更が行われたことになる。
秋以降の再流行への警戒や新型ワクチンへの対応等、H1N1インフルエンザに対す
る国内の対応方針について、今回の終息宣言がどのように影響してくるのかは、
現段階では明らかになっておらず、今後の政府・関係省庁の動向を注視したい。
なお、WHOは現在、強毒性の鳥インフルエンザ(H5N1)についての警戒フェーズを
「フェーズ3」とし、このウイルスの新型インフルエンザへの変異についての警
戒を行っている。
※「POST PEAK」:第二波に備える必要はあるが、多くの国において感染のピー
クを越えた状態。
※「POST PANDEMIC」:季節性インフルエンザと感染力が同等レベルに戻った状
態


