株式会社ニッスイ 様

株式会社ニッスイ様
総務部 リスクマネジメント推進課

<株式会社ニッスイ様の会社概要>
1911年創業。漁業・養殖から加工・販売まで一貫して行う「水産事業」、冷凍食品や練り製品等、地域の食文化に合った加工商品を展開する「食品事業」、高度なEPA 精製技術を活用して医薬品原料や機能性素材の生産・供給を行う「ファインケミカル事業」、冷凍・冷蔵に加え常温までの全温度帯に対応した「物流事業」の4 事業を展開。連結従業員数10, 332名(2025年3月31日現在)。

日本全国に点在する拠点の被災状況を自動収集!
困難だった社外情報と社内情報の集約・可視化が実現し、
迅速かつ的確な経営判断をサポート

導入前の課題
  • 専用ではなく社内導入済ツールの掲示板機能を活用して災害時の拠点被害情報を収集していたが、過去の情報から何が更新されたのかわかりにくいうえ、時系列で情報を把握しにくかった
     

  • 拠点からメールでの個別連絡も多く、情報の集約に苦労していた
     

  • 報告すべき項目を各拠点の担当者の判断に依存していたため、集まる情報にばらつきがあった
     

  • 事務局が情報をとりまとめるのに時間がかかり、経営層が迅速に意思決定できない状態だった


得られた効果

 

  • 報告すべき項目や手順がシステムによって標準化され、誰が担当しても同じレベルで迅速な初動対応が可能になった
     
  • 災害発生時にシステムが自動起動するため、夜間や休日でも迅速かつ適切に被災状況を把握できるようになり、意思決定のスピードが向上した
     
  • 定期的な訓練とシステムの活用により、全社的な危機管理意識と対応力が一段階レベルアップした

導入事例詳細

ニッスイ様は、水産ビジネスのグローバルリーダーとして知られています。改めて、事業概要および注力されている取り組みについてお聞かせください。

ニッスイグループの歴史は、1911年にトロール漁業の経営に着手したことから始まっています。トロール漁業に不可欠な製氷や冷蔵倉庫での保管、加工・販売などさまざまな機能を整え、水産物のサプライチェーンを構築してきました。

グローバルネットワークを生かした資源アクセスの強みを生かし、食品事業やファインケミカル事業など、素材の価値を最大化する事業を展開しているのも特徴です。2022 年には、社名を「日本水産」から「ニッスイ」に変更し、水産の枠を超えて健やかな生活とサステナブルな未来を実現する「新しい“食”」の創造に取り組んでいます。

地震など災害時の被害状況を迅速に把握できるレスキューナウの「ステータスChecker」を導入する前は、どのような課題を抱えていたのでしょうか。

弊社は、2011年の東日本大震災を契機にBCPを見直し、災害対応の強
化に取り組んでいます。しかし、国内約150 拠点の被害状況収集には課
題がありました。社内で使用しているツールの掲示板機能を活用していたのですが、「使いにくい」という意見がかなりの数にのぼったのです。

「使いにくい」といわれる理由はいくつかありました。1つは、スレッドがどんどん更新されていくので、過去の情報との変更点がわかりにくく、時系列で情報を把握しにくいことです。

もう1つは、各拠点の担当者の危機管理意識が高く、自律的に報告する
ことが浸透していたため、報告のタイミングや項目・方法等にばらつきが生じていたことでした。

そうなると、担当者はツールではなく、メールや電話などで報告してきてしまい、事務局での情報の一元管理や集約作業が非常に煩雑になっていました。結果的に、事務局での情報取りまとめに時間が掛かり、経営層の迅速な意思決定を妨げてしまっていました。

拠点の被害状況を収集できるソリューションの導入を検討された経緯と、レスキューナウの「ステータスChecker」を選んだ決め手をお聞かせください。

まず、従来の掲示板機能が、「災害ポータル」として活用するのに何が不足しているのかを整理しました。その結果、「災害発生に合わせて自動起動しない」「被害状況の収集・集約が困難」「弊社のセキュリティポリシー上、スマートフォンに対応していない」の3つの課題を解決する必要があることがわかりました。そこで、「自動化」「スピードと正確性」「現場の負担軽減(操作性の高さ)」の3点を選定要件としました。そのうえでさまざまなソリューションを検討し、最終的にレスキューナウの「ステータスChecker」「レスキューWeb MAP」を選びました。
【導入の決め手1:「自動化」「スピード・正確性」「操作性の高さ」を兼ね備えている】
3つの選定要件をベースに、仕様を細かく定義した要件一覧表を作成し、候補企業に記入してもらいました。その中で、細かい仕様要件を最も多く満たしていたのがレスキューナウさんでした。中でも、選定要件の「自動化」「スピード・正確性」「操作性」の3点を高い水準でクリアしているのが決め手となりました。

【導入の決め手2:ID・パスワード不要で、操作が最小限で済む】
多数の従業員がいて、ITリテラシーも多様なため、システムを新規導入すると操作が複雑なほど定着に時間が掛かります。しかし、「ステータスChecker」はログイン不要で、IDやパスワードも覚える必要がありません。有事でも画面の立ち上がりが早くて、最小限の操作で回答できる点も、選んだ決め手となりました。

【導入の決め手3:被害状況を写真付きで把握できる】
拠点から被害状況を回答する際に、写真を添付できるのも「ステータスChecker」の大きな魅力でした。弊社の経営層は、被害状況をすぐに把握したいと考えていますので、拠点の様子が写真付きで迅速に共有できる機能が搭載されていることも、「ステータスChecker」を選んだ決め手となりました。

「ステータスChecker」を導入したことで、どのような効果が出ていますでしょうか。

以前は、詳細な被害情報を収集するために各部署に問い合わせることもありましたが、「ステータスChecker」で的確な情報収集ができるようになったため、そういう機会はかなり少なくなりました。

また、各拠点や現場に報告方法などをレクチャーする手間も減りました。特にグループ会社の場合は、責任者に伝えることができても、実務担当者まで落とし込むのが難しいという課題がありました。その点、「ステータスChecker」は、設問が明確で入力しやすいので、細かく伝えなくても適切な内容が入力されるようになり、事務局として「欲しい情報」が揃いやすくなっています。報告内容と手順の双方が標準化されたことで、現場の担当者が変わっても同じレベルで迅速に被害状況が把握できるようになりました。「ステータスChecker」の導入によって、着実に初動対応力が向上していると感じています。

さらに、「ステータスChecker」が自動起動することで、初動における事務局の負担は大きく減りました。以前は災害発生に気づいた事務局のメンバーが電話等で連絡を取り合い、役割分担を決めて動いていたので、精神的な負担も少なくありませんでした。夜間や休日などの勤務時間外でもシステムが自動起動するのは助かっています。それに、いつでも迅速かつ適切に被害状況が把握・共有できることは、経営の意思決定スピード向上にも貢献できていると考えています。

今後の活用について検討されていることや、レスキューナウへの期待などあればお聞かせください。

レスキューナウさんは実務ですぐ使える専門知識を学べるウェビナーを定期的に開催するなど、防災やBCP、リスク管理の担当者に対する支援が手厚いと感じています。「ステータスChecker」や「レスキューWeb MAP」をさらに有効活用するために、拠点で回答する従業員向けのコンテンツが拡充するとありがたいですね。

自然災害が激甚化・頻発化している今、事業の持続可能性を確保するには、災害対応の絶え間ない改善が不可欠です。弊社では、災害対応用のシステムをすべて統合し、一元管理することも検討していますので、レスキューナウさんにはそうしたソリューションの開発も期待しています。

株式会社ニッスイが導入した
「ステータスChecker」とは

パソコンとスマホ

災害発生時、全国に散らばる事業所の被害状況やサプライヤーへの影響を迅速に把握できず、初動対応が遅れてしまう―そんな課題を抱えていませんか。

「ステータスChecker」は、被災地域の事業所に自動でアンケートを送信し、現場担当者はPCやスマートフォンから簡単に回答可能。

収集された被害状況は深刻度に応じて色分け表示され、一目で全体像を把握し、優先すべき対応を即座に判断できます。

報告指示は自動・手動の両方に対応し、多様な回答形式で柔軟な運用が可能です。

被害確認を、もっと迅速に、もっと確実に。

「ステータスChecker」が、貴社の事業継続を力強くサポートします。