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新型コロナウイルス接触確認アプリ「COCOA」

■この記事の情報は、2020年6月25日現在の情報です。

この記事の目次[非表示]

  1. 1.そもそも新型コロナウイルス接触確認アプリ(COCOA)とは?
  2. 2.新型コロナウイルス接触確認アプリ(COCOA)のインストール
  3. 3.新型コロナウイルス接触確認アプリをインストールしたら
  4. 4.新型コロナウイルス接触確認アプリの気になる点
    1. 4.1.常にスマホを持っている必要がある
    2. 4.2.陽性者が登録してくれるとは限らない
    3. 4.3.発生が伝えられるのは1日1回程度
    4. 4.4.気になる個人情報の取得は?
  5. 5.新型コロナウイルス接触確認アプリの活用法
  6. 6.神奈川県の「LINEコロナお知らせシステム」

こんにちは。 レスキューナウ ブログ担当です。 2020年6月19日、厚生労働省が、新型コロナウイルス接触確認アプリ(COCOA)の配布を開始しました。 ブログ担当も、早速実際にアプリをインストールしてみました。 それからおよそ1週間、実際の様子や調べて気になった点、類似のシステムなどをまとめてみました。

そもそも新型コロナウイルス接触確認アプリ(COCOA)とは?

アプリの説明によると、 ・本アプリをスマートフォンに設定した人どうしの接触を記録します。 ・新型コロナウイルスに陽性と判定されたら本アプリに匿名で登録することができます。 ・最近接触した人に陽性登録した人がいたら、通知と適切な行動をお知らせします。 とされています。 なお、このアプリで「接触」とは、「1メートル以内で15分以上、他のスマートフォンと近接した場合」とされています。

新型コロナウイルス接触確認アプリ(COCOA)のインストール

まずアプリをインストール、ブログ担当の場合、iPhoneを使っていますので、App Storeからアプリを検索しますが、無い。 厚生労働省の発表では「19日午後から配布開始」とされていたのですが、夜になっても見つかりません。 調べるうちに、リンク先のURLを書き込んでいるツイートを発見、そこからリンクをたどってアプリを入れました(現在は検索できます)。 Android:Google Play「COCOA - 新型コロナウイルス接触確認アプリ」 iOS:App Store「新型コロナウイルス接触確認アプリ」 動作可能なOSは、iPhone端末ではiOS 13.5以上、Android端末ではAndroid 6.0以上とされていますが、リンク先で確認をお願いします。

新型コロナウイルス接触確認アプリをインストールしたら

インストールをしたら、画面に表示される利用規約の承認、接触検知の設定、通知の設定を行います。個人情報の登録や入力は求められませんでした。 気になる個人情報の扱いについては、あとで触れます。 一点注意したいのは、「接触検知の設定」でオンにする「Bluetooth(ブルートゥース)」という、近距離用の無線通信を「オン」にしておかないと、接触が確認できない点。 Wi-Fiオンオフボタンの右隣、リボンのようなマークがBluetoothのボタン。常にオンになっているかを注意。

アプリでBluetoothをオンしても、後から別の設定でオフにしたら、アプリを入れていても接触が分かりません。 このアプリを使う場合、Bluetoothは常にオンです。 その後、時折「陽性者との接触を確認する」のボタンを押してみますが、「陽性者との接触は確認されませんでした」と表示されるだけで、何もありません。 もっとも、何かあったら困るのですが… ちなみに、仮に陽性者と接触があった場合は、症状のあり・なしなどを入力すると、取るべき対応を知らせてくれる仕組みになっています。

アプリ上で「陽性者との接触を確認する」を押した場合(「新型コロナウイルス接触確認アプリについて」より引用)[/caption]

新型コロナウイルス接触確認アプリの気になる点

アプリをスマホへ入れて1週間、アプリを時々触ってみて、ブログ担当が個人的に気になった点をまとめました。

常にスマホを持っている必要がある

Bluetoothを使用するということは、常にスマホを持っている必要がある、ということ。 「スマホは片時も手放さない」という方も多いかもしれませんが、業務時間中はロッカーにしまうなど、持ち運びを禁じている場合には、当然接触を検知できません。

陽性者が登録してくれるとは限らない

陽性と判定された場合、陽性者には処理番号が伝えられ、その番号を陽性者が入力すると、過去14日以内に接触した人へ伝わる仕組みですが、それは感染者が番号を入力してくれたら、という前提です。 いくら匿名でも、いざ陽性となった時に、気が動転して入力を忘れるかもしれませんし、躊躇してしまうかもしれません。

発生が伝えられるのは1日1回程度

このアプリで陽性者の発生が伝えられるのは、1日1回程度です(なお、アプリにプッシュ通知があり、オンにするとプッシュ通知されます)。 実際には、別の連絡手段や報道で伝わるほうが速い可能性もあります。

気になる個人情報の取得は?

詳しくは厚生労働省の資料「新型コロナウイルス接触確認アプリについて」に掲載されていますが、情報はサーバー等に集約せず、個々のアプリ内に保管され、14日を越えるか、アプリを削除すると消えます。 「プライバシーに最大限に配慮して、電話番号などの個人情報や位置情報は取得せず、利用しない仕組み」とされています。

アプリ上での個人情報取得に関する説明と比較(「新型コロナウイルス接触確認アプリについて」より引用)[/caption] これについて、ブログ担当はビンゴゲームを連想しました(ビンゴゲームに例えるなんて不謹慎だ、と言われるかもしれませんが、分かりやすさを優先しました)。 ビンゴのカードはランダムに配られて、主催者ですら誰が何のカードを持っているか分かりません。 開始すると、番号が伝えられて、該当する番号があれば穴を開け、揃わなければビンゴになりません。 また、配られたカードを破って捨ててしまえば、その時点で何のカードを持っていて、揃っていたのかも分からなくなります。

新型コロナウイルス接触確認アプリの活用法

以上の気になる点を裏返すと、 ・アプリを入れたスマホを常に携帯する ・感染した場合に必ず番号を入力する ・以上をしっかりルール化して運用できる という条件が揃えられるのならば、このアプリを有効に使うことができそうです。 全く見ず知らずの人たち同士よりも、ある程度顔ぶれが固定されている、しかし相互に連絡先などは知らず連絡が取れない、そんな状況です。 例えば、それなりに多くの従業員がシフト制で入れ替わる職場でしょうか。 さらに、職場内だけならば、人数が少なければ直接、あるいは安否確認のサービスを使えば多くの従業員に一斉連絡が可能ですが、外部の不特定多数の人も来る場所、つまり店舗や公共施設では、従業員のみならず利用客にもアプリを使ってもらい、仮に陽性者が発生した場合確実に伝える、ということもできそうです。 厚生労働省でも「知っている人同士」や「サービスの利用者」への活用を、利用のイメージとして挙げています。

アプリの利用対象イメージ(「新型コロナウイルス接触確認アプリについて」より引用)

神奈川県の「LINEコロナお知らせシステム」

なお、神奈川県もSNSの「LINE」を用いたお知らせシステムを導入しています。 公共施設などに掲示された「感染防止対策取組書」に記載されているQRコードを読み取り登録すると、「LINEコロナお知らせシステム」を通じて、登録した施設で感染者が発生した場合にLINEのメッセージで伝えられる、というものです。 こちらはLINEを使用するという条件はありますが、施設ごとのQRコードを読み取るだけで、濃厚接触の可能性がある場合に伝えられます。 感染防止対策取組書・LINEコロナお知らせシステム (神奈川県)

感染防止対策取組書の利用を勧める告知(撮影:ブログ担当)

参考 「新型コロナウイルス接触確認アプリについて」(厚生労働省新型コロナウイルス感染症対策推進本部・内閣官房新型コロナウイルス感染症対策テックチーム事務局)