株式会社テンフィートライト様

テンフィートライト狩野様
ゆいぽた

株式会社テンフィートライト 様
ゆいぽた事業創造チーム

プロダクトマネージャ
狩野 憲治 様

<株式会社 テンフィートライト様の会社概要>
1998年12月24日にマンション専業インターネットプロバイダーとして設立。マンションや地域で住まう人たちをつなげていくことで、地域社会の課題を解決するマンションITのプロ集団。インターネット接続サービス「ホコロコ」は728棟54,394戸(2021年4月1日現在)、災害共助SNS「ゆいぽた」は1,444棟82,933戸(2021年6月1日現在)に提供している。

発災時にマンションや地域の居住者同士がつながる
居住者同士で助け合う「共助」を
支援するサービスとして内閣官房から評価される

 

導入前の課題
  • 当初、「ゆいぽた」では緊急地震速報のみを利用していたが、豪雨による水害が毎年発生し、水害対応にも即せるようにするためより幅広い災害情報を利用したいと検討していた
  • それまで導入していた緊急地震速報はあくまで予報(予測震度)であり、実際に観測した震度と乖離することがあった。また、緊急地震速報はマンションごとに位置情報(緯度・軽度)を設定するピンポイントのものであったため、緊急地震速報の震度と周辺地域で観測した震度に乖離することもあった
導入の決め手
  • 欲しい情報を正確に、24時間365日体制で責任を持って配信してくれること
  • 地震災害や水害といった気象情報だけでなく、避難情報など幅広く危機に関連する情報を配信しているため、拡張性が高いと感じたこと
導入の経緯
  • 災害関連の情報収集のため、地方公共団体の災害情報共有システム「Lアラート」を運営するマルチメディア振興センターを訪れた際、レスキューナウを推薦され、問い合わせに至った
  • レスキューナウの危機管理情報センターを見学し、24時間365日体制で有人監視・情報収集していることを確認。万一の事態のため、センターから2km圏内にスタッフが居住し、有事には駆けつける体制を整えていることにも安心感を得た
 得られた効果
  • 幅広い災害関連情報が迅速に配信されることで、「ゆいぽた」の信頼度が担保できている
  • 市町村合併など、追いきれない情報もリアルタイムで反映されるため、情報発信に関する運用の負担が極めて軽い
はじめに、テンフィートライトさんの特徴について改めてお聞かせください。
当社は、1998年にマンション向けのインターネットサービスプロバイダー(ISP)事業者として設立しました。現在は、ISPのみならず災害共助SNS「ゆいぽた」などの災害共助醸成事業やマンションIoTプラットフォーム事業も展開しています。

当社の社名は、独創的なアイデアで挑戦を続け、人類史上初めて高度10フィートの動力飛行を実現したライト兄弟へのリスペクトを込めたものです。私たちも、ライト兄弟のように飽くなき挑戦を続け、「マンションコミュニティに暖かなふれあいをつくる」という夢を実現させたいと考えています。

当社の特徴を示すものとして「People Probyder」というブランドスローガンがあります。Peopleは住まう人、ProbyderのProはプロフェッショナル、byは寄り添うとして、「住まう人に『寄り添う』マンションITのプロ集団」を目指しています。たとえば、インターネット接続サービス「ホコロコ」は、本社内にコールセンターと技術センター、事務センターを束ねた「インターネットサービスデスク」を設置して、マンションに住まう方々に安心してサービスを利用していただける体制を整えています。お客様のストレスをゼロにしたいという思いから、コール応答率にもこだわっており、コールセンター業界では極めて高水準である90%超を常時維持しています。

テンフィートライト狩野様
ゆいぽた
災害共助SNS「ゆいぽた」も、そうした住まう人の思いに寄り添う姿勢から生まれたものだと思います。
1400棟8万戸超と多数の利用があり(2021年6月1日現在)、内閣官房の「国土強靭化 民間の取り組み事例集」(令和2年4月)でも紹介されるなど、政府も注目しているわけですが、具体的にはどのようなサービスなのでしょうか?
災害発生時、周囲に頼れる人がいるのは非常に心強いものです。一方で、日常的に同じマンションで緊密なつながりを保つことを煩わしく感じる方もいらっしゃいます。ならば、“もしも”のときだけつながって助け合いましょう、というのが「ゆいぽた」のコンセプトです。

災害が発生した時のみ、マンション居住者の要確認リストの共有機能、部屋番号でメッセージを送信できる住戸間メッセージ機能、災害用掲示板機能などを通じて被害状況などの情報を災害時でも比較的つながりやすいSNSで共有することができる仕組みとなっています。

東日本大震災では、家族の安否や自宅の被害状況を知るために家族と連絡を取ろうとするも電話回線が輻輳(ふくそう)し繋がらない状況になりました。マンションの近くに住む友人に頼みたくともその人も被災しており、それどころではありません。
さらに、同じマンションの方は顔見知りでも、連絡先までは知らないというケースがほとんどです。「ゆいぽた」なら家族の安否確認の依頼などのお願いごとを住戸間メッセージ機能で送信することができ安心です。また、マンション管理者にとっては、被害箇所の修繕会議開催のためにマンションから離れて避難している方に連絡をとるのは手間のかかる作業ですが、「ゆいぽた」があれば一斉に連絡をすることができます。
まさに、ほどよい距離感のコミュニティを醸成する災害共助SNSですが、なぜ「ゆいぽた」にレスキューナウの「コンテンツシェアサービス」を導入しようとお考えになったのでしょうか?
当初、「ゆいぽた」は緊急地震速報のみに対応していました。しかし、2014年8月の広島の大規模土砂災害や、2015年9月の関東・東北豪雨による鬼怒川の氾濫、九州豪雨や西日本豪雨など気象変動に伴う水災害も頻発していることから、気象災害にも対応する必要性を感じました。

また、緊急地震速報のみ対応していることについて2つの課題(①予測震度と観測震度の乖離、②ピンポイントの震度と周辺地域の震度の乖離)がございました。その課題が2018年9月の北海道胆振東部地震で顕在化してしまいました。具体的には、当時、「ゆいぽた」は平常モードと災害モードの2モードを用意しており、震度5強以上で災害モードに切り替わる仕組みだったのですが、札幌市にあるゆいぽた導入先のマンションの緊急地震速報の震度は4、周辺地域の観測震度は5強でした。周囲は災害が発生しているのに「ゆいぽた」は災害モードにならず、ピンポイントな震度設定のゆえに、周囲の被害が反映できない状態でした。

その後は、「ゆいぽた」のモードをもう1つ増やして平常モード、警戒モード、災害モードの3段階とし、震度4・5弱で警戒モードが起動、震度5強以上で災害モードが起動するよう対応しました。それでも、震度測定自体もマンションのピンポイントに対応するものだけではなく、より広く対応できたほうがいいと考えるようになりました。
テンフィートライト狩野様
「ゆいぽた」の適度な利用促進、最適化された災害情報の取得が課題だったわけですね。
レスキューナウの「コンテンツシェアサービス」がそれを解決できると確信できた理由と、導入の決め手をお聞かせください。
災害共助SNSを運営する当社としては、配信する情報の正確さと迅速さが必要ですが、それに足る情報収集・配信体制を自社で整えるのは非常に難しいと感じました。

【導入の決め手1:公的機関からの紹介推薦】
そこで、いろいろと調べたところ、Lアラートという地方公共団体の災害情報共有システムの存在を知りました。実際に運営元の(一財)マルチメディア振興センターに問い合わせたところLアラート利用のためには情報配信者として責任を持つ必要があり、当社にとってハードルが高いと感じました。そこでどうしたらよいか相談したら、レスキューナウさんでは非常に充実した体制でこれらの悩みまで解決できる情報配信サービスを提供しているということを教えてもらいました。

 ※レスキューナウは、Lアラートの「伝達情報の内容に責任を持し、情報伝達者へのサービスを提供する事業者」とされる、特定協力事業者に登録されている。

【導入の決め手2:充実した情報収集・配信体制】
さっそくレスキューナウさんに問い合わせたわけですが、導入を決意したのは、危機管理情報センター(コンテンツシェアサービスの提供基盤)を見学できたことが大きかったですね。自然災害はいつ起こるかわかりませんから24時間365日体制で取り組まなければならないわけですが、実際にどうやって対応しているかはやはり見てみないとわかりません。

レスキューナウさんの危機管理情報センターは、人数も充分で、災害の種類別に色分けしたアラートが示されるなど、システマティックな運用が印象的でした。交通機関が動かなくなった場合や真夜中の災害発生に備えるため、災害時に対応する社員さんがセンターの2km圏内に住んでいるとも聞きました。安心感が生まれましたしコンテンツシェアサービスが信頼できるサービスだと思いました。

【導入の決め手3:拡張性の高さ】
また、今後の「ゆいぽた」の展開を考えたとき、情報の種類を増やす可能性もあります。レスキューナウさんの「コンテンツシェアサービス」は、自然災害だけでなく事件・事故やライフライン情報、鉄道運行情報など幅広いコンテンツがあるため、そうした拡張性にも対応できるのが魅力的でした。
レスキューナウの「コンテンツシェアサービス」の導入によって、どのような成果が出ていますでしょうか?
地震だけでなく、幅広い災害に対応できるようになりました。そのため、「ゆいぽた」のご利用者様の安心や、防災意識の啓発につながっているという手応えを感じています。「ゆいぽた」は単なるコミュニティではなく、“もしも”のときに助け合えるつながりを結ぶSNSですので、迅速で信頼度の高い災害情報の発信がなければ成り立ちません。運営会社としては、その品質を保つことを非常に重要視していますので、レスキューナウさんには感謝しています。

また、災害情報はいろいろな情報とも紐付いています。たとえば市町村合併などの情報も、きちんとキャッチしていなければ“もしも”のときに適切な情報発信ができませんが、当社のマンパワーでそこまでフォローするのは難しい状況です。さまざまな機関から異なるフォーマットで発信される災害情報が整理されて届けられることも含め、運用する当社の負担は極めて軽いと感じています。
スマホを操作
テンフィートライト狩野様
今後の「ゆいぽた」の展望や、レスキューナウのサービスに期待されることをお聞かせください。
拡張性があるところも、レスキューナウさんの「コンテンツシェアサービス」を導入した理由だと申し上げましたが、「ゆいぽた」でお客様にお届けできる情報をより拡大し、機能も増やし「ゆいぽた」による防災活動を通じて安心できるマンションづくりに寄与できればと考えています。そうした展開に際して、引き続きレスキューナウさんには適切な情報提供のあり方などの相談にのっていただきたいと思っています。

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