東京港埠頭株式会社様

東京港埠頭株式会社様
総務部

樋口 絢香様

<東京港埠頭株式会社様の会社概要>
国内有数の国際貿易拠点港である東京港の外貿埠頭の管理運営を基幹事業とする。大規模なコンテナ埠頭を備え、首都圏4,000万人の社会経済活動を支える物流基地として重要な役割を担う東京港で、外貿コンテナ埠頭の一元管理化やコンテナ船の大型化への対応などに取り組み、東京港における外貿コンテナ貨物の取扱個数は1998(平成10)年以降一貫して日本一を誇る。

東日本大震災をきっかけに防災体制を強化。
柔軟な権限設定、分かりやすい集計を実現!

 

導入前の課題
  • メール連絡をメインに、所属部署ごとなど個別での連絡に頼っていたため、集計等が煩雑で事務処理に時間がかかっていた

導入の決め手
  • 組織の状況に応じて、柔軟な権限設定ができること
  • 集計結果の確認がしやすいこと
 得られた効果
  •  定期的な応答訓練が可能に
  • 訓練時には100%の応答が確認でき、実際の災害時の対応がスムーズになった
東京港における外貿コンテナ貨物の取扱個数が日本一の東京港埠頭さんですが、事業の内容や現在注力していることを教えてください。
東京港埠頭には、外貿埠頭事業、内貿埠頭事業、指定管理者関連事業、建設発生土有効利用事業、環境保全事業と大きく分けて5つの事業があります。

基幹事業である外貿埠頭事業において、東京港が引き続きお客様から選ばれる港であるため、既存のコンテナふ頭の再編整備や新たなコンテナふ頭の整備を港湾管理者である東京都と着実に推進すると共に、世界的な脱炭素化の流れの中、低炭素電力の導入やガントリークレーンのインバーター化などを通じて、東京港の脱炭素化=カーボンニュートラルポートの形成にも積極的に取り組んでいます。

さらに、公共インフラを管理する企業として「環境への取組」を意識し、埠頭施設におけるCO2削減の取組や東京港の環境保全の取組等、社としての各種取組をHPにて公開しております。
東京港埠頭様
画像:東京港埠頭様ご提供
安否確認サービスの導入前は、どのような方法で安否確認をされていたのでしょうか?
導入前にしていたことは、「参集名簿」を作成し、有事の際の連絡体制を決め運用していました(メールでの連絡がメイン)。

そんな中で不便だったのは、所属部署ごとなど個別での連絡に頼っていたため、集計等が煩雑で事務処理に時間が必要だったことです。
これまではシステムとして導入していたものはありませんでした。
レスキューナウの「安否確認サービス」の導入を検討し始めたきっかけは何だったのですか?
東日本大震災をきっかけに防災体制について再確認・再整理を進めていく中で、関連会社での安否確認サービスシステム導入をきっかけに当社でも具体な検討を始めました。

検討にあたって重視していたポイントは、コストパフォーマンスや、提供先の設備内容、安否確認+αの機能の有無、設定範囲の柔軟さでした。
最終的にレスキューナウの「安否確認サービス」に選定した決め手についてお聞かせください。
【導入の決め手1】:「安否確認+αの機能」
独自の危機管理情報センターを有し、平時には役立つ情報提供も行っていることからシステム操作に慣れる機会が多く緊急時でもスムーズに使用できるシステムと考えられたためです。

【導入の決め手2】:「安否確認の集計機能」
回答、集計結果の確認がしやすいのがメリットです。緊急時を想定したときにとても重要なポイントです。

【導入の決め手3】:「柔軟な利用設定機能」
権限設定など、当社での運用に即した柔軟な設定が可能なことが決め手でした。


実際に「安否確認サービス」の運用開始後は、どのような場面で活躍しているのでしょうか?
本社の危機管理担当者が地震時の安否確認及び年に2回の応答訓練(年度初めの新規利用者向けのレクチャーと全社での防災訓練)を行っています。

アプリの利用状況としては、会社の貸与スマートフォンに導入しており、全社員で利用しています。(登録率100%)。
(※個人のスマートフォンでも運用するかどうかは任意で選択しているとのこと)

実際の災害時の利用シーンは、一定震度以上の地震発生時をシステム起動の対象としています。

起動は訓練で年2回は行っており、全社員の回答があるまで継続します。最近の訓練では、起動後1時間程度で全員の応答(代理応答含む)が確認できている状態です。

特に、訓練での応答を徹底・管理することで、実際の起動時における応答もスムーズに行えており、高い回答率で運用することができています。

導入時、定着までには若干時間がかかったり、ドメインによるメールの届きやすさなどにも差がありましたが、個別に対応することで解決しました。

レスキューナウの安否確認サービスを利用していて特に気に入った点はどんなことですか?
アプリでも安否確認の運用ができるようになり、メールでの運用の時から比べると、利便性が向上しました。
安否確認にプラスアルファの機能がついていたり、集計機能の分かりやすさ、権限設定など設定の柔軟さを気に入っています。
企業のBCPを考える上で、安否確認だけではなく関連した各種防災関係の相談もできるのは有難いです。

今後の展望や期待すること等があれば、お聞かせください。
安否確認だけではなく、発災時の各所からの報告対応等の情報共有にも広く並行した活用ができるようになると嬉しいですね。また、アプリについて複数端末での利用や総合的な機能が増強されてくると嬉しいです。

株式会社東京港埠頭様が導入した安否確認サービスとは

災害時、担当者に代わって自動で安否確認メールを配信します。

従業員からの回答はシステムが自動で集計!災害時の安否確認業務における負荷が大幅に軽減されます。

 

 

レスキューナウ
株式会社レスキューナウ
東京都品川区西五反田7-20-9 KDX西五反田ビル1F
TEL:03-5759-6775(平日9時-18時 受付専用)
ISMS-AC
IS 610416 / ISO 27001
登録組織:株式会社レスキューナウ
登録範囲:本社、不動前オフィスにおける
「危機管理サービスのシステム運用」「コンテンツ配信サービスのシステム運用」
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