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近年に発生した感染症

■この記事の情報は、2020年1月31日現在の情報です。

こんにちは。 レスキューナウ ブログ担当です。

新型コロナウイルスによる肺炎が爆発的に拡大しています。 今回は、近年発生した感染症について、その発生から日本にもたらした影響を調べてみました。

この記事の目次[非表示]

  1. 1.SARS(重症急性呼吸器症候群)2002年~2003年
  2. 2.鳥インフルエンザ 2003年~2004年に流行
  3. 3.新型インフルエンザ(A/H1N1)2009~2010年に日本でも多数の死者
  4. 4.MERS(中東呼吸器症候群)2015年韓国での流行

SARS(重症急性呼吸器症候群)2002年~2003年

  • いつ発生したのか?
    2002年11月、中国広東省で患者が発見。

  • 拡大
    原因不明なまま32の国と地域に拡大、2003年3月にWHOが「SARS」と命名。8,096人が感染し、うち774人が死亡。

  • 日本への影響
    日本では68例の報告も、全て他の症状と診断され、最終的にSARSの確認例は無かった。

  • 収束
    2003年4月に新型のSARSコロナウイルス(SARS-CoV)と特定され、同年7月5日に終息宣言。

鳥インフルエンザ 2003年~2004年に流行

  • いつ発生したのか?
    1997年に初めてヒト感染が確認後、2003年1月香港で1997年以来のH5ヒト感染例が確認。

  • 拡大
    2003年2~4月には、ヨーロッパでH7N7ウイルスが流行し、オランダでは養鶏業者ら83名が感染し、獣医師1名が重症呼吸器感染症となり死亡。 2004年1月5日にはベトナムで重症肺炎の流行が報告され、後にH5N1感染と判明。23日には、ヒトでのH5N1感染確定例2例となる、タイ国内で初めてのH5N1ウイルス感染の発生が報告。最終的にベトナムとタイ合わせて56人が死亡した。

  • 日本への影響
    2004年1月12日、山口県の養鶏場で発生、大分県、京都府、兵庫県での感染が確認されたが、ヒトへの感染は無かった。

新型インフルエンザ(A/H1N1)2009~2010年に日本でも多数の死者

  • いつ発生したのか?
    2009年4 月12日、メキシコで原因不明の呼吸器感染症集団発生、以後爆発的に拡大。

  • 拡大
    4月24日にWHO が国際緊急事態を宣言、同27日に: WHO ヒト・ヒト感染が容易に起こるとして「フェーズ4」宣言、以後29日に「フェーズ5」宣言、6月11日にパンデミック不可避として「フェーズ6」宣言。

  • 日本への影響
    全国的に流行し、死者193人に上った。

  • 収束
    2010年8月にWHOが終息を宣言した。

MERS(中東呼吸器症候群)2015年韓国での流行

  • いつ発生したのか?
    2012年9月、サウジアラビアで発見。

  • 拡大
    中東地域を中心に拡大、それ以外の国の患者も、全て中東への渡航歴あり。

  • 日本への影響
    2015年には韓国で流行、この例でも中東への渡航者に由来する。 以後、韓国内で爆発的な流行を見せ、日本でも空港などで感染者が発生したとの前提で訓練が行われた。

  • 収束
    全員が陰性となって一定期間が経過し、韓国政府が終息を宣言した。


(参考文献)
​​​​​​​SARS(重症急性呼吸器症候群)とは SARSの流行・旅行
鳥インフルエンザの流行、2004年
ベトナム、タイの死者56人 鳥インフルエンザ
日本におけるインフルエンザ A (H1N1) の死亡者の年齢別内訳/死亡例まとめ(平成22年2月16日現在)
2009年インフルエンザパンデミック(H1N1)その広がりと健康被害
新型インフルエンザのパンデミック終息を宣言=WHO事務局長
中東呼吸器症候群(MERS)について
2015年韓国におけるMERSの流行(2015年10月現在)
韓国、MERSが正式終息

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