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【BCP】停電のリスクと企業が出来る対策

こんにちは!レスキューナウ ブログ担当です。

ここ数か月、各地で大雨や落雷が発生し、それらの事象が原因で停電が引き起こされています。

電気は、事業継続において欠かせない要素です。だからこそ、停電対策は企業にとって非常に重要かつ優先順位の高い課題といえます。

そこで、本ブログにおいて停電が起こる原因や具体的な対策方法を紹介します。

▼本ブログは、こちらからPDF資料として保存が可能です。

  「BCPにおける停電のリスクと対策」 資料ダウンロード 停電の原因と主な被害や復旧までの日数、企業ができる対策方法についてお役立ちBOOKにまとめました。 株式会社レスキューナウ


この記事の目次[非表示]

  1. 1.停電リスクは1年中存在している
  2. 2.大雨・落雷により、日本全国で停電が頻発している
  3. 3.交通機関の麻痺も発生!
  4. 4.停電を引き起こす主な原因
  5. 5.停電が発生すると何が起こる?
  6. 6.企業が出来る停電対策とは
  7. 7.停電時に電力を確保するための備蓄品
  8. 8.最後に

停電リスクは1年中存在している

停電を引き起こす代表的な災害は、地震や大雨・台風などです。ただ、他にも落雷や大雪、噴火など、様々な原因で停電が引き起こされています。停電は、特定の季節だけではなく、24時間365日いつ起きてもおかしくありません!


大雨・落雷により、日本全国で停電が頻発している

直近2ヶ月(2021年7月~8月)だけでも日本全国で2,500件以上の停電が発生しています。(レスキューナウ調べ)

台風8号が日本列島に上陸した7月28日には、埼玉県広域で停電が発生し、12万軒以上に影響が及びました。東京電力によると、落雷により変電所で火災が発生したことが原因とみられています。

この停電は、28日19:30頃に発生し、29日1:00には復旧が確認されました。もし、平日日中に6時間弱も停電が発生した場合、停電対策を講じていない企業は、半日事業が中断していたかもしれません。


交通機関の麻痺も発生!

前述した台風8号では、信号機を制御する設備に雷が落ち、システム障害が発生しました。この障害の影響で、19:20頃から22:00頃まで東武東上線や東武越生線が運行停止となりました。

また、埼玉県内の一部地域では、停電の影響により信号機が止まる事態も発生。単純にオフィスに電気が供給されなくなるだけでなく、交通機関が麻痺することで、物流や従業員の通勤にも影響が出てしまいます。


停電を引き起こす主な原因

前述したように、様々な事象により停電が引き起こされています。それらの原因を整理して並べてみました。

■強風:強風で飛ばされた飛来物により電線が損傷する。強風で電柱や送電鉄塔が倒壊する。

■大雨:電気設備などが浸水してしまう。大雨で土砂災害が発生し、電柱・電線が損傷する。

■落雷:電気設備に落雷することで、電線や変圧器などの送電設備が損傷する。

■大雪:電線に沢山の雪が付着することで損傷する。
    周辺の樹木が雪の重みに耐えきれず電線に倒れてしまい損傷する。

■地震:地震により地面の液状化や家屋の倒壊が起こり、送配電設備が損傷する。
    地震の場合は、地中に埋設されているケーブルが損傷する可能性もあります。

■火災:火災により送配電設備が損傷する。
    また、近隣で火災が発生した場合、消防の指示に基づき、停電させる場合があります。

■車両:地面を掘削する重機が地中埋設ケーブルを傷つける。クレーンが電線に接触する。
    自動車が電柱に衝突し、損傷する。

■動物:鳥などが電線に巣作りしたりすることで、電線が損傷する。


停電が発生すると何が起こる?

実際に停電が起こった場合、企業にどんな影響を与えるのか、代表的な被害をまとめました。

●オフィスの電気が消える

●電源に接続していた電子機器類が強制的にシャットダウンしてしまう

●エアコンや換気装置などの電化製品が利用できなくなる

●PCやスマホなどの業務で利用するガジェットの充電ができなくなる

●エレベーター、カードキーなどが利用できなくなる

●交通機関が麻痺し、帰宅困難者が発生する

●ビルの場合、水を供給するポンプが停止し、断水してしまう

●停電が長引くと基地局の電源が失われ、通信障害が発生する


企業が出来る停電対策とは

上記のような被害を回避するために、企業が出来る停電対策を紹介します。

●すぐ手の届くところに懐中電灯を用意しておく。

●オフィスの空調・換気のための電源を確保しておく。

●停電時、在宅勤務に切り替える等の代替方法を検討しておく。

●重要なデータを扱う電子機器には、無停電電源装置(NPS)を用意しておく。

●データが消失したりシステムに障害が発生したときのために、データのバックアップを取る。
 バックアップ先としてクラウドやデータセンターを利用する例が多い。

●常に電力の供給が必要なデスクトップPCではなく、バッテリー搭載のPCを配布しておく。

●常に稼働し続ける必要がある電子機器類などは、あらかじめ複数拠点に分散して配置する。
 地震プレートを分けたり、津波対策として日本海側と太平洋側に分散配置する等が有効。

●社用車を所有している企業は、電気自動車(EV)を導入する。
 EVは、走行用に大型のバッテリーを搭載しているため、応急電源としても活用可。

●蓄電池だけでは不安な場合は、バックアップ用に発電機も備えておく。

●自家発電設備を備えたオフィスビルに入居する。

●断水に備えて簡易トイレを備蓄しておく。


停電時に電力を確保するための備蓄品

停電対策といえば、蓄電池や発電機を思い浮かべる人も多いかと思います。ただ、それぞれの違いや使い分けがよくわからないという人も少なくないのではないでしょうか。そこで、停電時に電力を供給する備蓄品についてご説明します。

蓄電池:あらかじめ蓄電池に電力を蓄えておき、非常時に電源として活用します。
    蓄電池の中でもいくつか種類が存在します。代表的な蓄電池は、以下の通りです。

・ポータブル電源
企業が備蓄する蓄電池といえばポータブル電源が最もポピュラー!
バッテリーが内蔵された10kg前後の四角い電源装置です。
ACやUSBなど複数のポートを持ち、様々な電子機器に出力することが可能です。

・無停電電源装置(UPS)
停電時に電力を供給し、電子機器を安全にシャットダウンするための時間を稼いでくれます。
突然のシャットダウンによる重要なデータの損失や、PC・ストレージ・ネットワーク機器の故障を防いでくれるため、データセンターや金融機関のオンラインシステム等で導入されています。
ただ、一般的なUPSのバックアップ時間は、数分~数十分程度と比較的短時間になります。

・モバイルバッテリー
一番身近な蓄電池といえばポータブルバッテリーです。スマホやタブレットの普及に伴い、日常的に持ち歩いている人も多いかと思います。

容量は小さいですが、停電時でもスマホを充電できるのは安心です。特に災害時は安否確認や取引先との連絡など、報連相が不可欠になります。

連絡手段としてPCやスマホが利用できるよう充電ができる手段を確保しておくことが重要です。


発電機:主にガソリンや軽油、カセットボンベを燃料として電力を発生させます。
    蓄電池に比べ重量が軽いため持ち運びも容易ですが、一酸化炭素を排出するため、
    屋内での使用は厳禁です。

    なお、スタンダード発電機やサイクロコンバーター発電機など色々な種類がありますが、
    PCなどの精密機器に使用できるのは「インバーター発電機」になります。

※設置や使用可否については、入居されているビルの管理会社へご相談をオススメします。


蓄電池と発電機の使い分け

 蓄電池は、オフィス内でも利用でき、燃料を別途備蓄する必要もないためオススメです。
 ただ、数時間で復旧する停電には効果を発揮しますが、数日間継続する停電には不向きです。

 発電機は、設置・使用できる環境は限られますが、長時間の停電にも効果を発揮します。
 そのため、蓄電池のバックアップとして発電機を備える方法も有効です。

 また、長時間の停電を想定して備える場合は、大型の非常用発電機を設置する方法も有効です。
 災害時に燃料を配送するサービスもあり、大量の燃料を会社に備蓄する必要はありません。


最後に

一時的な停電であれば蓄電池や発電機でカバーできますが、数日~数週間分の電力を備えておくとなると、莫大な費用・保管スペースが必要になります。

自社の事業内容、備蓄スペースおよび予算を考慮して、最適な停電対策をご検討ください。
もし、「何をどれだけ備えればいいのか」「どこから手を付けたらいいのか」お困りな方は、下記の無料相談窓口をご活用ください。

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