
【2026年2月まとめ】全国的な大雪や住宅地での火災からみえる「備えの重要性」
こんにちは、レスキューナウです。
2026年2月は、強烈な寒波による全国的な大雪が太平洋側の都市部にまで影響を及ぼし、交通機関やライフラインに広範な混乱をもたらしました。また、福島県では住宅密集地で大規模な火災が発生し、10軒以上が焼損する被害となりました。
季節的に火災が増えやすいシーズンです。災害に関する詳細をまとめた本記事や弊社作成の「火災クイズ」などを活かし、いざという時に動ける企業防災体制強化につなげていただければ幸いです。
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【2026年2月7日〜8日】全国の広い範囲で大雪、衆院選にも影響
2月7日から8日にかけて、日本付近は強い冬型の気圧配置となり、上空に非常に強い寒気が流れ込んだ影響により、太平洋側の平地を含む広い範囲で大雪となりました。
大規模な交通障害の発生など重大な災害が発生する可能性が高まった際に発表される「顕著な大雪に関する情報」が鳥取県・福井県・京都府に発表され、6時間降雪量は京都府北部・兵庫県北部・鳥取県といった日本海側の地域で30cm以上を観測しました。また、東京都心でも5cmの積雪が記録されるなど、普段は雪の少ない地域でも広く影響が出ました。
新幹線や航空便などの交通機関に大きな乱れが生じたほか、停電・断水といったライフラインの被害も発生しました。また、2月8日は第51回衆議院議員選挙の投票日と重なり、4割以上の投票所で投票終了時刻が繰り上げられ、一部では開始時刻を繰り下げた投票所もありました。高知県の離島では、雪や強風による船の欠航に備え、投票日を1日前倒しするという異例の対応が取られました。
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【2026年2月20日】福島県喜多方市の住宅密集地で火災
2月20日14:00過ぎ、福島県喜多方市緑町の住宅で火災が発生しました。火は隣接する住宅や店舗へと燃え広がり、出火から約9時間後の同日23時過ぎにようやく消し止められました。
建物12軒が焼損し、火元とみられる住宅からは1人の遺体が発見されました。また、逃げる際に転倒した70代の女性が救急搬送されたほか、周辺の最大約90軒で停電が発生しました。
火災が起きた地域は、喜多方市役所やJR喜多方駅にも近い住宅密集地で、空き家を含む古い木造家屋が多く立ち並んでいる地域でした。
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2月の災害から見えてくる季節性のある災害に対する備えの重要性
2月の大雪は、衆議院議員選挙と時を同じくしたことで、投票所の投開票時間に影響するなど、広い範囲での影響がみられました。また、平日の場合では、従業員の出退勤にも大きく影響の出る可能性もあります。
大雪シーズンは終わりを迎えつつありますが、「喉元過ぎれば熱さを忘れる」とならないよう、今シーズンの大雪被害での実際の影響を振り返ることで、大雪災害による自社への影響を振り返り、来年の大雪シーズンまでにより大雪災害の影響を受けにくい体制づくりを推し進めることも重要です。
一方で、春先に怖いのは強風に伴う大規模火災です。昨年は岩手県大船渡市をはじめとした大規模な山林・林野火災が複数発生し、道路網への影響がでました。また、本記事で取り上げた福島県喜多方市の火災でも、周辺約90軒で停電が発生しており、自社拠点が被災しなくても、ライフラインへの影響は免れないケースがあることを示しています。
こうしたライフラインへの影響は、大規模な災害でない限り情報が即座に共有されにくく、気づいたら自社拠点や従業員に影響が出ていた、という事態も起こりえます。平時から災害・ライフライン情報を継続的に把握できる仕組みを整えるとともに、万が一の際にどう動くかという体制を事前に固めておくことが、被害の最小化につながります。
レスキューナウは引き続き、企業の防災・BCP対応を情報配信、訓練支援、防災備蓄品導入など様々な面から支援してまいります。本記事が、自社のリスクと対応体制を改めて検討する一助になれば幸いです。
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