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【外出自粛・時差出勤】電車の混雑は何で分かるのか?

■この記事の情報は、2020年4月10日現在の情報です。

※本記事は外出を勧めるものではありません不要不急の外出は避けてください。業務等でやむを得ず外出する方のための情報です。

この記事の目次[非表示]

  1. 1.実際に混雑率はどのぐらい下がっているのか?
  2. 2.混雑率が分かる方法はないのか?
  3. 3.駅の混雑をリアルタイムで把握
  4. 4.電車内の混雑状況を把握するには?
  5. 5.札幌・福岡の地下鉄は時間帯・区間で詳細な情報を提供
  6. 6.その他こんなサービスも

こんにちは。 レスキューナウ ブログ担当です。 2020年4月7日、緊急事態宣言が発出され、現在も不要不急の外出の自粛が呼びかけられています。一方、時差出勤や混雑を避けつつつ、やむを得ない業務で通勤される方もいらっしゃるかと思います。そこで今回は、電車の混雑率が分かる方法がないか、調べてみました。

※緊急事態宣言の解除を受けて、本記事の続編となる「追加編」も作成しました。併せてご覧ください。(5月27日)
【緊急事態宣言 解除】電車の混雑は何で分かるのか? (その2・追加編)

実際に混雑率はどのぐらい下がっているのか?

東京都が発表した「鉄道利用者数の推移」という興味深いデータがあります。今年1月24日の利用者数を基準に、7時台、8時台、9時台の各時間ごとに電車の混雑率の変化を追ったデータです。2月下旬に、新型コロナウイルス対策として、時差出勤やテレワークの実施が呼びかけられました。 下のグラフからは「日常的な利用者数から、どれぐらい減った(増えた)か?」が読み取れます。当初7時台の早い時間帯の電車に時差出勤していた利用者が、外出の自粛がより強く呼びかけられた3月下旬以降、徐々にテレワークに移行し利用そのものが減っている様子が描かれています。概ね、8時台、9時台とも、半数近く利用者が減っているのが分かります。
鉄道利用者数の推移(東京都スムーズビズサイト https://smooth-biz.metro.tokyo.lg.jp/より引用)
注)このグラフは1月24日を基準にした相対的な値です。一番混む8時台の%が9時台よりも下回ったから「9時台より空いている」という意味ではありません。

混雑率が分かる方法はないのか?

前置きが長くなりましたが、通勤時の人の流れが変わった中で、混んでいる時間帯・電車を避けるために、混雑率が分かる方法はないのでしょうか?JR、主要私鉄、地下鉄を運行する社局のサイト等を確認し、何らかの情報が得られないか、調べてみました。 結論から言えば、JR、大手私鉄で新型コロナウイルス対策に対応した混雑率が分かる情報はありませんでしたが、それに代わる情報がいくつか見つかりました。また、札幌と福岡の地下鉄では、時間帯・区間ごとの混雑率が掲載されていました。以下で詳しくご紹介します。

駅の混雑をリアルタイムで把握

JR東日本の品川、新宿、舞浜の各駅と、東急、小田急、京急、相鉄の各駅では、駅の混雑率を各社が提供するスマートフォンのアプリで、リアルタイムに確認可能です。
駅構内を写すカメラの映像を、個人を特定できないように処理した上で配信されています。 各社のアプリはこちらから
・JR東日本アプリ
・東急線アプリ
・小田急アプリ
・京急線アプリ
・相鉄線アプリ

駅構内混雑情報の説明(小田急電鉄サイト 「小田急アプリ(スマートフォンアプリ)」https://www.odakyu.jp/odakyuapp/ )より引用

JR東日本の各駅は、こちらの「駅混雑情報」ページからも見られます。

この他、JR東海では東京新横浜新大阪各駅の混雑状況を知らせるツイッターアカウントを開設していますが、大規模イベント時に限って提供されている様子です。

電車内の混雑状況を把握するには?

駅構内の混雑以上に気になるのが、電車内の混雑状況。東急が提供する「東急線アプリ」では、運行中の車両ごとの混雑率が表示可能です。 JR東日本の「JR東日本アプリ」でも山手線に限り提供されています。こちらは車内温度の情報も提供されています。
車両情報の説明(東急電鉄サイト 「東急線アプリ」https://ii.tokyu.co.jp/tokyusenapuri/ )より引用

今回の新型コロナウイルス対応として、小田急とゆりかもめでは、朝ラッシュの列車ごとの混雑率の情報を提供しています。 また、特に「新型コロナウイルス対応」としてはいませんが、東急、横浜市営地下鉄も一部路線で同様の情報を提供しています。
小田急:小田急線のオフピーク利用についてのお願い(PDF)
ゆりかもめ:ゆりかもめの朝の混雑状況について(新橋発・平日)
東急:分散乗車とオフピーク通勤・通学にご協力ください 列車ごとの混雑状況(朝ラッシュ時間帯・上り)
横浜市交通局:グリーンラインの6両編成化の概要>オフピーク通勤のお願い

いずれの情報も、今回の事態を受けて変化する前の混雑率が掲載されていますが、混雑を避けて電車を選ぶ参考になるものです。

【追加情報】 東京都交通局が提供する「都営交通アプリ」でも、時刻表や列車位置情報から、都営地下鉄と日暮里・舎人ライナーの平日における列車ごと混雑率の目安を見られます。また、以下のリンク先でも主要駅ごとの混雑する時間帯が見られます。
東京都交通局:混雑の見える化

札幌・福岡の地下鉄は時間帯・区間で詳細な情報を提供

札幌市営地下鉄、福岡市営地下鉄では、新型コロナウィルス感染拡大防止を目的に、路線ごとに各駅間の詳細な混雑率の情報を提供しています。 札幌は朝ラッシュ時のみですが、7:00~10:00の間を10分単位で、1週間の平均値が掲載されています。 福岡は、朝ラッシュ時の7:00~10:00に加え、夕ラッシュ時の16:00~19:00の間の情報を15分単位で、前日の混雑率が掲載されています。
札幌市交通局:朝ラッシュ車内混雑状況について、よりきめ細かく10分刻みでお知らせします
福岡市交通局:ラッシュ時の車内混雑状況の公表について
車内の混雑状況(札幌市交通局サイト 「朝ラッシュ車内混雑状況について、よりきめ細かく10分刻みでお知らせします」http://www.city.sapporo.jp/st/konzatsu_jokyo2020.html/ )より引用

その他こんなサービスも

乗り換え検索や地図サービスのサイトでも、混雑を把握するための情報が提供されています。 ナビタイムジャパンでは、「電車混雑回避ナビゲーション」というサービスを提供しています。 首都圏主要65路線に対応し、各駅の混雑状況や空いている電車を探せる時刻表などを同社が提供するアプリ等で利用可能です。 Yahoo! JAPANでは、「異常混雑予報」を自社の乗換検索サイト「Yahoo! JAPAN路線情報」で提供しています。 主に首都圏や大阪で開催されるイベントの混雑を予測するものです。 また、地図サイト「Yahoo! MAP」で提供されていた「混雑レーダー」、1月31日で終了していましたが、新型コロナウイルスの感染拡大を防ぐため、4月10日から再開されています。 いかがでしょうか。ここに挙げた情報を組み合わせると、ある程度混雑の状況を把握でき、密閉、密集、密接の「三密」を避けた行動が取れるのではないでしょうか。

さて最後に、繰り返しになりますが、不要不急の外出は避けてください。緊急事態宣言が発出されている7都府県だけでなく、各県ごとに緊急事態を宣言をしている地域もあります(追記:2020年4月16日、緊急事態宣言の対象が全国に拡大されました)。その上で、やむを得ず外出される場合は、どうぞ注意を払って外出されるよう、お願い致します。帰宅した時のうがい・手洗いも、どうぞお忘れなく。

※本記事の続編もぜひご覧ください。【緊急事態宣言 解除】電車の混雑は何で分かるのか? (その2・追加編)